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ライフスタイルの変化に合わせる

比較的運転歴が浅い若い方は、あまり実感として感じられないかも知れませんが、クルマの利用形態や補償の考え方は年々変化していくものです。その理由は、事故をおこした時の影響力を考えると一番分かりやすいと思います。

まず独身時代と結婚してからでは、事故をおこした場合に影響を及ぼす範囲は明らかに拡大しますよね。子供が生まれて家族が増えれば、その影響力は更に大きくなって行きます。事故の規模が小さければその影響も大きくはありませんが、事故の規模が大きくなると経済的な影響は大きくなります。ですから独身時代と家族を持ってからでは補償内容に変化が出て当然なのです。

更に年月が過ぎてやがて子供が家族のクルマを運転する年代になると、自動車保険の運転者年齢条件を検討しなければならなくなります。子供が独立して家族のクルマの運転者が減れば、そこでまた保険の内容は変わります。これは運転者が増えるなどの変化による自動車保険の変化です。

また仕事の変化でも自動車保険の加入目的は変わります。例えば、自家用車を仕事でも使う環境にあるケースですが、ずっと営業マンとして収入を得ていた方が、仕事の変化によって、仕事の移動手段としてのクルマの利用が減ったという場合は、自動車保険の基本情報は大きく変化します。

仕事環境が大きな変化を見せることなど、若いうちは考えにくいことかも知れませんが、これからはそのようなことが頻繁におこることも十分に考えられますよね。

乗るクルマが変わった場合だって、補償内容に変化がでてきます。次回の車検で廃車にするつもりのクルマなら、車両保険もはずしてしまうことだってあります。

このように自動車保険は、その時々によって加入目的や補償内容に変化が出てくる保険です。またライフスタイルの変化に合わせて、積極的に補償内容をアレンジしていくべき保険なのです。

リスク細分型自動車保険について

自動車保険は、ライフスタイルの変化によって見直されるべき保険ですが、その時々のクルマの利用環境やドライバーの条件によっても基本の保険料が変化していきます。この保険料の算定方法が「リスク細分型」といわれるもので、保険料の算定方法として一般化しています。

保険自由化以前も、ドライバーの危険度を事故歴や年齢、車種によって区分けしてきたのですが、自由化以降、更に細かい基準を用いてドライバーの危険度を区分けするようになりました。

リスク細分型の算定で加味される項目には、年齢・性別・運転歴・クルマの使用目的・年間走行距離・車種・安全装備(エアバッグ・ABS・衝突安全ボディなど)・所有台数・地域などがあげられます。
クルマの利用環境が変わるなどで、リスクの度合いに変化が出た場合は、情報は更新されて保険料も変化します。

リスク細分型の自動車保険は、外資系自動車保険によって取扱いがスタートしたことから、外資系の通販型自動車保険だけにに用いられていて、保険料が安く算出されると考えている場合もあるようですが、決してそんなことはありません。
リスク細分型は自動車保険の保険料基本算定として、外資系自動車保険以外でも広く使われていますし、クルマの利用状況やドライバーの安全運転度によっては保険料は高くなる場合もあります。

ほとんどの自動車保険がリスク細分型自動車保険ですから、やはりドライバーが注意するべきなのは、事故をおこさない安全運転を心がけるということと、複数の自動車保険の見積もりをとって自分の車の利用状況に合った自動車保険を選ぶことになります。

自動車保険によっては走行距離にウェイトをおいて、保険料に強弱をつけている会社もあります。どれも同じように見えるリスク細分型自動車保険でも、会社によって保険料に違いが出てきますので、十分比較検討することが大事なのです。

年齢・運転歴によって補償内容を変える

自動車保険は運転者の年齢条件を制限することで保険料が安くなります。

運転者の年齢条件には、

・運転者年齢21歳未満不担保特約(保険会社によって21歳以上補償)

・運転者年齢26歳未満不担保特約(保険会社によって26歳以上補償)

・運転者年齢30歳未満不担保特約(保険会社によって30歳以上補償)

・運転者年齢35歳未満不担保特約(保険会社によって35歳以上補償)

といったものがあり、20歳以下の方が記名被保険者の場合や年齢条件を限定しない場合は「無制限」もしくは「年齢問わず補償」として扱われます。
ドライバーの年齢が限定できる場合、年齢条件特約は忘れずに設定しておきたいものです。

また、自動車保険は年齢や運転歴によって補償のポイントも少しずつ変わっていく場合があります。自動車保険の更新の際、年代によって補償の持ち方に変化をつけることを考えてみても良いでしょう。

たとえば運転が上手な方だと、色んな場面で代理運転を頼まれてしまうことがありますよね。特に20代中盤から30代前半だとそういったケースが多いと思います。自分でも運転することが嫌いではないので、先輩や年上の人から頼まれれば喜んで運転すると思います。でも運転するクルマが運転車限定特約を附帯しているような場合は、事故をおこしたとしても勿論補償されません。
最近の自動車保険は、保険料節約のため自動的に年齢条件や運転者条件がついている場合が多いので注意したいところです。

このようなケースでは「臨終運転者特約」をつけておくと、急に代理運転を頼まれた場合でも快く頼みを受け入ることができます。勿論事故をおこすことが前提ではありませんが、運転が上手な若いドライバーの方は注意してほしいいところです。

また、運転者の年齢が30代中盤から40代の方ですと、万一の自動車事故は家計にも大きなダメージを与えてしまうことがありますので補償内容も手厚くしておきたいところです。でもこの年代の方は、教育費の負担増や住宅ローンがはじまったりなどで、もっとも保険料を節約したい年代でもあるのですね。

プラス要因として、年齢条件が35歳未満不担保となったり、等級がある程度あがっていたりといった、保険料が安くなる要因が揃いはじめる年代でもあるのですが、家計に占める保険料の負担はできるだけ軽くしていきたいという点は変わりありません。

この年代の方なら、事故リスクも比較的低減されている年代でもありますから、積極的に通販型の自動者保険を検討して、人身傷害補償など中身の補償の充実を行うなどを検討するべきでしょう。

以上は一例でしかないのですが、その年代で注意することが、人ぞれぞれに必ずあるはずです。細かく考え過ぎるとキリがありませんが、更新の際に保険証券をじっくりながめて、補償に過不足がないか注意してみてください。